シニア足育2/3 「足」の前・中・後
『足(フット)』には、沢山のパーツがあります。
わかっているけれど、自分の足を見る機会は、なかなか少ないようです。改めて見てみることはとても大切で、とても複雑な仕組みのひとつひとつのパーツを整えようとすることは、予防医学に繋がっていきます。
『爪先』
今回も、1番多かったのはエジプト型といって、足の親指が長いタイプでした。日本人に1番多い爪先形状だと、広くいわれています。
どのユビが長いかによって、計測員は調整をしながら、足のサイズをみていきます。
『土踏まず』
足裏の軸を3点とし、3つのアーチだけを見ても(アーチは4つという説もある)、人それぞれ。土踏まずの動きは、全身へ影響していき、また全身からの影響を受けているものです。
二足歩行が可能になるのも、この動きのおかげですね。
皆さんも5mm〜1cm程のバネを使って歩いていることが、わかりました。ウィズは2Eの方が多かったですね。
『踵』
足の骨の中で、一番大きく動く(特に足首の位置)骨です。どの向きに転がりやすいかで、膝痛や腰痛などわかりやすく影響してきます。爪先に向かっても大きく影響し、徐々に徐々に足の変化をもって気づく箇所ですね。
踵の位置や動きについて、自分の足を客観視することも出来ました。
さぁ、『足育とはなんぞや』
少しずつでも伝わりますか?
本日は、足を、前の部分と、真ん中の部分と、後ろの部分に分け、それぞれを専門家らからの講話と個別体験も含めながら、開講させていただきました。
参加者の皆様、主催者様、協力者の皆様、関わって頂いた皆様、ありがとうございました。
次回は、いよいよ靴の選び方です。お楽しみに。
7月20日(水)
健康促進講座『シニア足育講座〜予防医学に繋げる靴選び〜』
主催:とようけ公民館
第2回 自分の足の特徴を知ろう
テキスト一般社団法人 足と靴と健康協議会
講師 出張カウンセリング靴サービス員 山中奈津子
協力者 カウンセリング整体師 今井隆亮
ベテラン靴販売員 茂木実
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